AGA治療を始めて、もうすぐ二年。薬の効果もあって、髪の状態はかなり安定してきた。劇的にフサフサ!とまではいかなくても、薄毛で悩んでいた頃が嘘のようだ。二年目にもなると、薬を飲むのがすっかり日常の一部になっている。でも、せっかく治療しているんだから、その効果を最大限に引き出したいじゃないか。そう思って、僕なりに色々なヘアケアや生活習慣を試してきた。今日は、その中でも特に続けている習慣をいくつか紹介したい。まずは、シャンプー。洗浄力が強すぎるものは避けて、アミノ酸系の頭皮に優しいタイプを選んでいる。ゴシゴシ洗うのではなく、指の腹で頭皮をマッサージするように、優しく揉み込むのがポイントだ。血行が良くなる気がして、とても気持ちがいい。次に、食事。完璧な栄養管理は難しいけど、「タンパク質」「亜鉛」「ビタミン」は意識して摂るようにしている。納豆や豆腐、赤身の肉、牡蠣やレバーなんかを食事に加えるだけ。サプリメントに頼る日もあるけれど、基本は食事から、と思っている。そして意外と大事なのが、枕カバーをこまめに替えること。寝ている間に汗や皮脂で汚れた枕カバーは、雑菌の温床になりかねない。頭皮環境を清潔に保つための、地味だけど大切な習慣だ。これらの工夫は、直接的な発毛効果があるわけではないかもしれない。でも、治療の主役である薬を「応援」する、大切なサポーターみたいなものだと僕は思っている。二年目の安定期だからこそ、こういう日々の小さな積み重ねが、未来の髪を守ってくれると信じている。